特定処遇改善加算について{京都市にある訪問介護事業所ごりき}
2019/07/14
人手不足の波
~2025年推計~
国が介護職員の待遇改善に力を入れています。
介護業界の人員不足は逼迫した問題であり、2025年には250万人の介護人材が必要という推計に対して、供給できる人材は210万人という推計を出しています。
約40万人が足りないという大変な数字が出ています!
そんななか、先日外国人労働者の受け入れを拡大し、最大の供給先は介護業界にするというニュースが出ていました。その数はなんと最大6万人!
本当にそんなに外国人労働者が日本の介護に魅力を感じ来てくれるのか、6万人も教えられるのか、疑問な点はいくつかあります。
しかし、国が介護業界を良くしようとしていることに変わりはないので、給与を上げることでその一助が出来ればと思っています。
新しい加算が始まります!
~特定処遇改善加算~
新しい加算の名前は特定処遇改善加算!
現行の処遇改善加算ⅠからⅢを取っている事業所が追加で加算を受けられるというものです。
それも、加算率は2段階に設定されており、よりしっかりと運営している事業所を優遇するという意向が現行の処遇改善加算に引き続き反映されたものとなっています。
介護サービスによって加算率の違いはありますが、訪問介護はその中でも1番高くなっていて、6.3%と4.2%です。そして、現行のものと合わせると最大20%にもなります!
ここまで加算が大きくなると、加算をしっかり取っていない事業所は賃金上昇の波に耐えきれないでしょうね。
そして、求職者にとっては事業所がどの加算を取っているかを知ることが事業所の安定性と賃金UPの可能性を計る上で重要な指標になるでしょう。
厚生労働省からのお知らせ
https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2019/190416_5.pdf